top of page
アーカイブス 中国残留孤児・残留婦人の証言
【ライフヒストリー全体を通して、書籍と動画、二つの媒体で証言を残す試み】
チ 高島久八さん ( 『孤児編 上』 証言7 ) 北海道
「小さい子どもは歩けなくなると、道路端に投げられ(捨てられ)ていた。年寄りはたくさんいたんだけど、収容所に着いたときには、おじいさん、おばあさんたち、どこ行ったか、見なかったね。道の途中に置いて行かれたりね。自分の子どもを殺したりしてね」
中国在住35年 戦後在住30年 一時帰国なしで永住帰国
証言者プロフィール
1937(昭和12年) 岩手県で生まれる
1940(昭和15年) 4歳 家族8人で渡満 小学校に2年ほど通う
1945(昭和20年) 8歳 終戦直前、兄2人は軍隊へ
終戦後、方正(ホウマサ)の収容所で家族を亡くし孤児となり、中国人の家へ入る
1975(昭和50年) 38歳 妻と子ども3人で永住帰国(自費)
インタビュー 2015年8月24日 78歳 場所 証言者のご自宅
bottom of page