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アーカイブス 中国残留孤児・残留婦人の証言
【ライフヒストリー全体を通して、書籍と動画、二つの媒体で証言を残す試み】
証言 Jさん<残留婦人>
2013年7月から12月まで。長野県・埼玉県・神奈川県・東京都在住の中国残留孤児・中国残留婦人・中国残留邦人へのインタビューです。
1932年生まれ。インタビュー時81歳。1996(平成8)年、永住帰国。
1941(昭和16)年、家族6年で渡満。その後母親と姉が病死。13歳で敗戦。方正の収容所で、妹は中国人家庭の養女に。まもなく父親、兄も病死。
満州に行く前は、父親は保線工事をし、母は農業をしていた。父親が先に満州に行って、小学2年生の9月に、祖母を残して、家族10人で満蒙開拓に行った。終戦の年、2月に祖父亡くなる。満州に着いたら家がなくて、叔父さんの家に世話になる。小学校は寄宿舎生活。低学年は勉強、4年生以上は農作業。昭和19年に弟病死。祖父も続いて病死。父親は昭和20年8月に召集。家族6人での逃避行の末、中国人家庭のお世話になる。
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