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アーカイブス 中国残留孤児・残留婦人の証言
【ライフヒストリー全体を通して、書籍と動画、二つの媒体で証言を残す試み】
(53)【台湾】新竹市
2018年1月、台湾でインタビュー。
証言者のプロフィール
1922(大正11)年 台湾の新竹県北部で生まれる
1937(昭和12)年 15歳 日本の鹿児島県立鹿屋農業高等学校の「獣医科」に進学
1940(昭和15)年 18歳 台湾に戻り、「畜産会」に就職
1942(昭和17)年 20歳 結婚し、長女が誕生。
1943(昭和18)年 21歳 日本の軍隊に志願し、「山砲隊」に配属され、ティモールに出兵
1945(昭和20、民国34)年 23歳 バリ島で終戦
1946(昭和21、民国35)年 24歳 帰台、漢方薬の店を手伝う
1947(昭和22、民国36)年 25歳 「二二八事件」後、「戒厳令」発令
1950(昭和25、民国39)年 26歳 友人の事で逮捕され、竹南鎮、次に台北市の牢獄へと送られる。
1951(昭和26、民国40)年 27歳 無罪判決を受け釈放され、そのまま村長を3年間、郷民代表を6年間務める その後、カトリック教会に入信し、日本語のガイドをしながら、日本民謡を教えている。おはら節、炭坑節の一節を聞かせてくださる。
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