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(23)元伊漢通開拓団 川満恵清さん

2017年1月20日から2月2日まで、沖縄でインタビュー。

川満恵清さんの息子さんが、両親から聞き取りし、纏められた『母に生かされて』(非売品)という本では、八重山の開拓民の暮らしなどが書かれている。日本に帰国後は、同じ伊漢通開拓団の方々と「伊漢通会」という会を月に1度、10年前まで開いていた。今は誰も残っていない。

持ち物を持って非難したが、また戻った。ソ連軍が女性を探しに来たが、それに抵抗するのは我々子供だった。食べ物はほとんどなかった。日本軍が残した缶詰があった時はいいが、何もなくなった。病人、死人がたくさん出た。死人の着物は矧いだ。発疹チフスが流行った。二人の弟は冬になる前に病気で死んだので、土に埋められたが、冬に亡くなった弟たちは、人を雇ってツルハシで土を掘って埋めた。母が強く主張したので。多くの死体を枯れ木のようにリヤカーに運んで遠くに持って行った。
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