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アーカイブス 中国残留孤児・残留婦人の証言
【ライフヒストリー全体を通して、書籍と動画、二つの媒体で証言を残す試み】
証言 Yさんの場合
2015年4月から5月撮影。高知県、香川県の中国残留孤児と満蒙開拓青少年義勇軍、満州女塾(大陸の花嫁)早期帰国者へのインタビューです。
昭和17年8歳で渡満。20年の8月9日、父親は中国人に殺され一人ぼっちに。2回売られる。結婚後、文化大革命の時には、家族にも日本人であることは黙っていた。
小学校3年生の時に父と父の再婚相手の母と三人で渡満。初めて皮の靴を買ってもらった。吉林省平安開拓団に行った。19年の秋には日本に帰る約束だったが、父親が脳梗塞になり、帰れなくなった。義母は一人で日本に帰ってしまった。
8月9日午後2時頃、「逃げろー!」という声で、皆コーリャン畑に隠れた。出てきたら、父は中国人に殺されて、腹巻の中のお金は取られていた。一人ぼっちになった。それから長く苦しい逃避行、、、中国人家庭にもらわれて、、、中国共産党と国民党の内戦、、、トンヤンシーに売られ、、、日本人を隠して、、、
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